「干潟で育てた牡蠣」は美味しい
日本初、干潟で養殖された牡蠣「ひがた美人」の販売は、大分県漁業協同組合中津支店が平成26年(2014年)にスタートさせました。海外では「干潟で育てた牡蠣は美味しい」と評価が高く、ブランド牡蠣として世界中で食されています。そんな干潟での養殖技術をオーストラリアから輸入し、日本唯一の干潟での牡蠣養殖を行っています。
「ゆりかごで揺られて育つ」
中津干潟に広がる、牡蠣の養殖場には、海底につきささった杭がずらりと並び、杭と杭をつなぐロープが一直線に伸びています。2本張られたロープに、牡蠣の稚貝がはいった網目状の養殖カゴがひとつずつぶらさがっています。養殖カゴは、潮の満ち引きにより、海面から出たり入ったりを繰り返し、ゆりかごのようにゆらゆら揺られながら、稚貝を育てます。
「潮の満ち引き」がつくる味わい
1日2回、潮が引くと海面に養殖カゴが姿を現します。通常の養殖では、牡蠣はずっと海水の中にいますが、干潟での養殖では、干潮時に風と日光にさらされます。毎日2回、これを繰り返す事で、独特の歯ごたえと、深い味わいが生み出されます。
濃厚な味と食感は美しい「形」と関係あり
「ひがた美人」は、一粒一粒バラバラの状態で育てられた「シングルシードオイスター」です。シングルシード方式で育てられた牡蠣の特徴は、美しく深みのあるカップ(殻)にあります。カップが深くなることにより、丸みを帯びた身は肉厚になります。また、干潟特有の干満の差が「太陽と風」を直接牡蠣に届けるので、身が引き締まり、まあるい身に牡蠣の旨味が凝縮されていきます。
美しい殻をもつ「ひがた美人」は、女性やお子さまにも食べやすい小ぶりなサイズながら、牡蠣の濃厚な旨味とぷりっとした食感が楽しめるプレミアム・オイスターです。
熱い思いが詰まった極上の牡蠣。おすすめです!