2017年11月11日(土)、中津市立小幡記念図書館にて、九州北部豪雨復旧復興祈念「ひがた美人シンポジウムin中津」が開催され、約150人の方に参加していただきました。
はじめに、大分県漁協中津地区・漁業運営委員長を務める岡部藤岡による開会挨拶の後、大分県北部振興局長 安部欣司様、中津市参与 滝口定義様、中津市議会副議長 吉村尚久様より祝辞を頂戴しました。
シンポジウムでは、国立研究開発法人・瀬戸内海区研究所の浜口昌巳先生にご登壇いただき、「養殖牡蠣のブランド化戦略~世界の牡蠣養殖事情と『ひがた美人』~」と題した記念講演を行って頂きました。講演では「世界ではどのような牡蠣が食されているのか」、また「世界から見てひがた美人はどの位置にあるのか」などについて、詳しくご説明頂きました。
浜口先生の講演後、大分県漁協中津支店長を務める本田哲也による「ひがた美人」養殖状況のご報告を挟み、株式会社ファームスズキの代表取締役である鈴木隆さんより、日本でも珍しい塩田で育てているクレールオイスターについての講演がありました。鈴木さんの先進的な取り組みは大変興味深い内容でした。
続いて、ひがた美人にも使われている牡蠣養殖資材の販売メーカーBST社のCEOであるアシュリー・ターナーさんによる、オーストラリアでのカキ養殖の様々な事例を紹介していただきました。
アシュリーさんの講演後、ご登壇いただいた皆さんに、株式会社野崎の野崎雅史代表、埼北水産株式会社の久保栄里奈さん、当店の「ひがた美人」販売責任者である柳田いずみを加え、パネルディスカッションを行いました。久保さんからは「現在のひがた美人の輸出先・これから」についてお話しいただきました。
熱気あふれるシンポジウムでは活発な意見交換が行われ、予定していた2時間はあっという間に過ぎてしまう会となりました。ご登壇、ご参加いただいた皆様には心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
※文中に登場する所属、役職などは開催当時のものとなります。
(※文中の企業、団体名および所属、役職等は記事執筆当時のものです)