大分県漁業協同組合 中津地区漁業運営委員長 田中 浩二 |
当地区の漁業は、日本三大干潟のひとつ、自然環境豊かな中津干潟を利用した採介藻漁、のり養殖、続く砂質の好漁場では、建て網漁、カゴ漁、さらに続く沖合では底曳網漁などが盛んに行われています。
しかしながら、近年は地球温暖化などの環境変化により、あさり等の干潟漁業が急速に衰退しました。このため、環境変化に対応した新たな養殖業として、日本初のオーストラリア方式、干潟でのマガキ養殖を開始しました。
今後は、マカキの安定生産を目指し、また地元の特産物である、真ハモ、ベタ(舌平目)などと共に販売体制を確立し、地域に愛される漁協を構築したいと思います。皆様方のご指導・ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げます。